Raspberry Pi 4 Model B — 仕様と警告事項まとめ
はじめに
本ページでは、Raspberry Pi 4 Model B の公式仕様(Specification)と警告事項(Warnings)を、日本語で簡潔にまとめています。購入・利用時の参考にしてください。
📋 仕様(Specification)
🔹 基本情報
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プロセッサ:Broadcom BCM2711、クアッドコア Cortex-A72 (ARM v8) 64ビット SoC、1.5GHz
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メモリ:1GB / 2GB / 4GB / 8GB LPDDR4(モデルによる)、オンダイECC付き
🔹 接続性
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無線LAN:2.4GHz & 5.0GHz IEEE 802.11b/g/n/ac
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Bluetooth 5.0, BLE
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有線LAN:ギガビットEthernet
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USBポート:USB 3.0 ×2、USB 2.0 ×2
🔹 GPIO
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標準40ピンGPIOヘッダー(従来モデルとの互換性あり)
🔹 映像・音声出力
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micro HDMIポート ×2(最大4K@60Hz対応)
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MIPI DSI(ディスプレイ)×1
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MIPI CSI(カメラ)×1
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4極ステレオ音声+コンポジットビデオ端子
🔹 マルチメディア性能
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H.265(4K@60fpsデコード)
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H.264(1080p@60fpsデコード、1080p@30fpsエンコード)
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OpenGL ES 3.0
🔹 ストレージ
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microSDスロット(OS起動・データ保存用)
🔹 電源
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USB-C端子 5V DC(最小3A)
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GPIOヘッダー 5V DC(最小3A)
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PoE対応(別売PoE HATが必要)
🔹 環境条件
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動作温度範囲:0〜50℃
🔹 生産寿命
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少なくとも2026年1月まで生産予定
⚠ 警告事項(Warnings)
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電源要件
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5V/3A DC または 5.1V/3A DC 以上の外部電源を使用すること。
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使用する電源は、利用国の規格・基準に適合している必要があります。
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冷却と設置環境
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通風の良い環境で使用すること。
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ケースに入れる場合も換気口を塞がないこと。
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設置場所の条件
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安定した、平らで、非導電性の面に設置すること。
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使用中は導電物に接触させないこと。
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GPIO接続の注意
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非対応デバイスを接続すると破損や保証無効の原因になる。
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周辺機器の基準適合
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接続する周辺機器(キーボード、モニタ、マウス等)は国の安全基準に適合し、必要な表示があること。
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ケーブル・コネクタの安全性
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ケーブルやコネクタが付属しない周辺機器を接続する場合、十分な絶縁性と安全性を備えたものを使用すること。
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仕様はモデルによって異なる場合があります。最新情報は公式サイトを確認してください。
警告事項を守らない場合、本体の損傷や保証無効の可能性があります。