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セキュアブートで ELECOM WDC-X1201DU3-B(rtl8852au)を使えるようにする

✅ 目標

Secure Boot を有効にしたまま ELECOM WDC-X1201DU3-B(rtl8852au)を使えるようにする


🔒 Secure Boot 対応ドライバの署名手順(MOK登録)

① Secure Boot を有効化する(BIOS/UEFI で)

  • PC起動時に F2, DEL, ESC などで BIOS に入り

  • Secure BootEnabled にする

  • 保存して再起動(まだドライバは動かなくなる)


② 署名付きインストールをやり直す

Ubuntu にログインできたら:

cd ~/rtl8852au
sudo make clean
make
sudo make sign-install

🔑 パスワードを聞かれたら、MOK用の好きな文字列を入力(このあと再起動時に使います)


③ 再起動して MOK(Machine Owner Key)を登録

  1. 起動中に 青い画面(MOK Manager)が出る

  2. Enroll MOK を選択

  3. パスワードを入力

  4. Yes を選択

  5. 再起動


④ 確認と有効化

再起動後に以下を確認:

mokutil --sb-state         # => SecureBoot enabled
sudo modprobe 8852au       # => エラーが出なければ成功
nmcli device               # => Wi-Fi デバイスが認識される

✅ これで「セキュアなまま」Wi-Fiが使える!

自分のシステムの安全性を保ちながら、外部モジュール(ドライバ)も動かせる理想的な構成です。