🟢 Node.js の「最初の一歩」― 最低限これだけ分かれば使える基本操作
はじめに
この記事では Node.js をインストールした直後に「何ができて」「何を覚えればよいか」 を、 できるだけ 用途ベース・実務ベース で整理する。
目的は以下の通り。
- Node.js で「何が起きているか」を掴む
- npm / npx / package.json の役割を理解する
- 「雰囲気で使って事故る」状態を避ける
Node.js は覚える量が多そうに見えるが、最初は「3つの概念」だけで十分。
🧠 Node.js でできること(超要約)
Node.js は次の3用途で使われることが多い。
- JavaScript を直接実行する
- ツールを動かす(Vite / ESLint / TypeScript など)
- サーバーやCLIを作る
この記事では ①② を中心に扱う。
🟢 ① JavaScript を実行する
Node.js を REPL(Read-Eval-Print Loop:対話型実行環境) として使う
ターミナルで以下を実行。
node
すると対話モードに入る。
> 1 + 2
3
> console.log("Hello Node")
Hello Node
終了は:
.exit
REPL は動作確認や小さな計算に便利。学習用途としても有効。
ファイルを実行する
hello.js を作成。
console.log("Hello from file");
実行:
node hello.js
「JavaScriptをOS上で直接実行している」感覚をまず掴む。
🧩 ② npm / npx の基本
npm とは何か
- Node.js 用のパッケージマネージャ
- ライブラリ・ツールの取得・管理を行う
npm -v
でバージョン確認。
npm init(プロジェクトの開始)
空のディレクトリで実行。
npm init
もしくは対話を省略する場合:
npm init -y
これで package.json が作成される。
Node.js プロジェクトは **package.json が中心**。
📦 package.json の役割(重要)
最低限見るべきポイント:
name:プロジェクト名version:バージョンscripts:コマンド定義dependencies:本番依存devDependencies:開発用依存
package.json は「プロジェクトの設計図」。
▶ npm install(ライブラリの追加)
例:lodash を追加する場合
npm install lodash
node_modules/が作成されるpackage.jsonに依存関係が追記される
node_modules は Git に含めないのが原則。
🧪 npx とは何か
- インストールせずにツールを一時実行する仕組み
- 初期化系ツールで頻出
例:
npx vite
「使い捨てコマンド」は npx、常用は npm install。
🛠 scripts の使い方
package.json に定義:
"scripts": {
"start": "node hello.js"
}
実行:
npm run start
npm scripts は「プロジェクト専用コマンド」を作る仕組み。
🧱 Node.js 利用時の典型的な構成
project/
├─ package.json
├─ node_modules/
├─ src/
│ └─ index.js
└─ README.md
この形に慣れれば、React / Vite / TypeScript も同じ発想で扱える。
⚠ よくある誤解
Node.js = フロントエンドではない npm = JavaScript言語仕様ではない
- Node.js → 実行環境
- npm → 管理ツール
- React / Vue → フレームワーク
役割を混同しないことが重要。
まとめ
- Node.js は JavaScript実行環境
- npm は 依存管理
- npx は 一時実行
- 中心は package.json
ここまで分かれば、 Node.js を「雰囲気」ではなく 構造として扱える状態 になっている。