ubuntuからLinuxサーバ(AWS Lightsail Ubuntu)へのSSH接続方法
Windowsからのアクセスについては、Windows11からLinuxサーバ(AWS Lightsail Ubuntu)へのSSH接続方法を参照してください
概要
AWS Lightsailでは、SSH接続時に毎回秘密鍵 .pem
ファイルを指定する必要がありますが、ローカル環境に設定を行うことで、コマンド一発で自動ログインできるようにすることが可能です。
前提条件
-
Lightsailから
.pem
形式の秘密鍵をダウンロード済み -
ローカル端末が macOS または Linux(Ubuntu等)
-
SSH クライアントが使用可能な状態
ステップ 1:秘密鍵の保存とパーミッション設定
以下ではAWS Lightsailからダウンロードした秘密鍵のファイル名をlightsail-key.pem、ホスト名を<ホスト名>、
サーバのグローバルIPアドレスをxxx.xxx.xxx.xxxとしています。読み替えて使用してください。
-
.pem
ファイルをホームディレクトリ配下に保存
(例:~/.ssh/lightsail-key.pem) -
chmod 600 ~/.ssh/lightsail-key.pem
ステップ 2:SSH設定ファイルの編集
-
SSH設定ファイル(
~/.ssh/config
)を作成または編集nano ~/.ssh/config
nanoの代わりにgeditを使ってもよい
-
以下の内容を追記
Host <ホスト名> HostName xxx.xxx.xxx.xxx # ← LightsailのパブリックIP User ユーザー名 # Amazon Linuxなら ec2-user IdentityFile ~/.ssh/lightsail-key.pem
ステップ 3:接続確認
設定完了後、以下のコマンドで簡単にログインできるようになります。
セキュリティ補足
・pem ファイルや ~/.ssh/config は第三者に漏れないよう注意してください。
・pem ファイルのパーミッションは 600 にする必要があります。そうでないと SSH: Unprotected private key file というエラーになります。
・公共PCや共有アカウント環境ではこの設定は避けてください。