Windows 11で右クリックメニューを常にクラシック表示にする方法(レジストリ編集)
📝 はじめに
Windows 11では、右クリックメニューが従来のクラシック形式からモダンUI(簡略版)に変更されました。これにより、ファイルやフォルダーを右クリックした際に、詳細な操作項目がすぐに表示されず、「Shiftキーを押しながら右クリック」または「その他のオプションを確認」を選ぶ必要があります。
本記事では、レジストリを編集することで、常にクラシックメニュー(詳細メニュー)を表示させる方法を紹介します。作業効率を重視するユーザーにとって、非常に有用な設定です。
レジストリの編集は慎重に行ってください。誤った編集はシステムの不具合を引き起こす可能性があります。必ずバックアップを取ってから作業しましょう。
参考:Windowsでレジストリをバックアップする方法(編集前の安全対策)
🛠 レジストリ編集によるクラシックメニューの常時表示化
📂 編集するレジストリキー
以下の手順で、Windows 11の右クリックメニューをクラシック表示に固定します。
① レジストリエディターを起動
Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開くregeditと入力して「OK」をクリック- ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」を選択
② レジストリキーを作成
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以下のパスに移動:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID
アドレスバーのところにパスを打ち込むと順次クリックしなくてよくて便利です
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CLSIDを右クリック → 新規 > キー を選択-
キー名を以下に設定:
{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}
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作成したキーを右クリック → 新規 > キー を選択
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キー名を以下に設定:
InprocServer32
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InprocServer32を選択し、右側の(既定)をダブルクリック- 値は空白のままにして「OK」
③ Windowsを再起動
この設定を反映させるために、Windowsを再起動してください。
再起動後、右クリックメニューが常にクラシック表示になります。Shiftキーを押す必要はなくなります。
🔄 元に戻す方法
クラシックメニューを解除して、モダンUIに戻したい場合は、以下の手順でレジストリキーを削除します。
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regeditを起動 -
以下のキーを削除:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2} -
Windowsを再起動
削除後は、Windows 11標準のモダンUIメニューに戻ります。
⚠ 注意点と補足
🧠 Windowsの右クリックメニューの仕組み
Windows 11では、右クリックメニューが「モダンUI」と「クラシックUI」の2層構造になっています。通常はモダンUIが表示され、詳細な操作は「その他のオプション」経由でクラシックUIにアクセスする設計です。
この仕様変更は、タッチ操作や視認性の向上を目的としたものです。
🧩 さらにカスタマイズしたい場合
- サードパーティ製ツール(WinAero Tweakerなど)を使えば、より柔軟なカスタマイズが可能です
- ただし、セキュリティやアップデートとの互換性を考慮すると、手動でのレジストリ編集が最も安全
サードパーティツールの使用は自己責任です。信頼できるソースから入手しましょう。
✅ まとめ
- Windows 11では右クリックメニューが簡略化されている
- レジストリ編集により、常にクラシックメニューを表示可能
- 作業効率を重視するユーザーにはおすすめの設定
- 元に戻すのも簡単で、リスク管理さえすれば安全に運用できる
この設定で、右クリック操作がより快適になります。作業のスピードと精度を高めたい方はぜひ試してみてください。