ChatGPTに描かせた図をConfluenceに張りつける
図をConfluenceにインポートすることは可能ですが現時点(2025年5月)ではDraw.ioのような図をGPTが的確に描くのは難しいです。PlantUmlのように意味を与えるフォーマットの方が向いています。
✍️ はじめに
ChatGPTが生成した図(Draw.io形式)をConfluenceに取り込みたいケースは、設計図、ネットワーク構成、データフローなどを文書化する際に非常に有用です。このドキュメントでは、ChatGPTで作成したDraw.ioファイルをConfluence CloudまたはServerのページにインポートする方法を紹介します。
📦 前提条件
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ConfluenceにDraw.io(diagrams.net)プラグインがインストールされていること
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ChatGPTから入手した
.drawio
または.xml
ファイルが手元にあること
✅ ファイルをインポートする手順
① Confluenceページを編集モードで開く
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編集したいページを開いて「編集(Edit)」をクリックします。
② Draw.ioマクロ(diagrams.net)を追加する
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編集画面上で
/drawio
または/diagrams.net
と入力するとマクロが出てきます。 -
「diagrams.net Diagram(旧Draw.io Diagram)」を選択します。
③ 新規作成 or インポートを選択
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ダイアログが表示されるので、"Upload XML File"(XMLファイルのアップロード)を選択します。
.drawio
ファイルも内部的にはXMLなので、そのままアップロード可能です。
④ ファイルを選択してアップロード
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ChatGPTから入手した
.drawio
または.xml
ファイルを選び、「アップロード」を実行します。
⑤ 表示サイズ・モードを設定
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必要に応じてズーム比率や表示スタイル(iframe/画像)を調整できます。
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設定が完了したら「Insert」でページに挿入します。
🛠 補足:うまく表示されないときは?
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XMLの構造に問題があると、Confluence側で読み込めないことがあります。
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ChatGPTに「Draw.io互換XML形式で出力して」とお願いすると、構造化された正しいフォーマットで出力されやすくなります。
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インポートエラーが出る場合、https://draw.io にファイルをアップロードして開けるか確認すると安心です。
🎁 応用編:既存の図の差し替え
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Confluence上の既存図をクリック
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「編集(Edit)」を選ぶ
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メニュー右上の「File」→「Import from...」から新しい
.drawio
ファイルをインポートできます
✨ おわりに
ChatGPTとDraw.io、Confluenceの連携により、設計資料の作成が飛躍的に効率化します。図の内容はAIに任せ、配置や調整は手動で行うことで、精度と見栄えを両立できます。