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📝 はじめに
この記事では、GitHubのコミットコメントにおける先頭タグを、Conventional Commits仕様に準拠してまとめました。これにより、変更の種類を一目で把握でき、CI/CDツールやリリースノート生成ツールとも連携しやすくなります。
🔧 変更の種類別タグ（Conventional Commits）
🐛 fix: バグ修正
バグや不具合の修正に使用します。
例）fix: ログインエラー修正
✨ feat: 新機能追加
新しい機能や仕様の追加に使用します。
例）feat: ユーザー検索機能追加
🔨 refactor: リファクタリング
動作を変えないコードの改善（構造や可読性の向上）に使用します。
例）refactor: ユーティリティクラス整理
🧹 chore: その他メンテナンス
ビルドプロセスや補助ツールの変更、ライブラリ更新などに使用します。
例）chore: 依存関係アップデート
🎨 style: スタイルの修正
フォーマットやインデント、セミコロンなどの修正（動作に影響なし）に使用します。
例）style: prettier適用
🧪 test: テストコード追加・修正
テストコードの追加、修正、テスト関連設定の変更に使用します。
例）test: ログイン処理のテストケース追加
📚 docs: ドキュメント変更
READMEやコードコメント、その他ドキュメントの修正や追加に使用します。
例）docs: API使用例追加
🛠️ build: ビルドシステム関連
ビルドシステムや外部依存、ビルドプロセスの変更に使用します。
例）build: Webpack設定変更
🏗️ ci: CI設定
CI（継続的インテグレーション）の設定ファイルやスクリプトの変更に使用します。
例）ci: GitHub Actions追加
⚠️ 注意
Conventional Commitsは、冒頭に「type:」をつける形式で書きます（例：feat:）。オプションでスコープ（変更対象）を括弧で追加できます（例：feat(auth):）。
BREAKING CHANGE:（破壊的変更）を含めることで、バージョン管理（例えばSemVer）やリリースノート生成ツールと連携しやすくなります。
📊 一覧表（Conventional Commits）
| タグ | 用途 | 例 |
|---|---|---|
| feat | 新機能追加 | feat: ユーザー検索機能追加 |
| fix | バグ修正 | fix: ログインエラー修正 |
| docs | ドキュメント修正・追加 | docs: API使用例追加 |
| style | フォーマット、スペース、セミコロン等 | style: prettier適用 |
| refactor | リファクタリング（動作変更なし） | refactor: ユーティリティクラス整理 |
| test | テストコード追加・修正 | test: ログイン処理のテストケース追加 |
| build | ビルドシステム、外部依存関係 | build: Webpack設定変更 |
| ci | CI設定（GitHub Actionsなど） | ci: GitHub Actions追加 |
| chore | その他のメンテナンス作業 | chore: 依存関係アップデート |
🎯 まとめ
Conventional Commitsを使えば、変更内容が一目で分かるだけでなく、自動化ツールやバージョン管理とも相性が抜群です。チームでのコミュニケーションも円滑になるので、ぜひプロジェクトに取り入れてみてくださいね！